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理事長所信

                                                                                                                                                                                                              公益財団法人上山青年会議所 第44代理事長 藤岡 真伍

 44年前、混沌の時代の中、未知の可能性を信じ、かみのやまの明るい豊かな社会の実現に向け上山青年会議所は立ち上げられました。英知と、勇気と、情熱をもった諸先輩方の運動はこれまで地域に確かな影響を与えてきました。その意思は現在も脈々と受け継がれ私たちの運動の礎となっています。 これまでの諸先輩方の多大なる功績と、現在も輝かしくご活躍される姿に 尊敬の念が堪えません。 昭和から平成の間、戦争があり、甚大な震災があり、さらには情報化社会の急速な発展によるIT革命とも言う地球規模での社会の変化などまさに激動の時代でした。そして今、令和となり、これまで以上の速度で急激に社会の構図は変化していくでしょう。これまで経験したことのないような時代の波をこれまでと変わらずに受け止めていくことは出来ません。持続可能な社会の実現のため、いままでとは異なる変化と進化が必要です。 地域の未来は、そこに住み暮らす者たちにしか守れません 。これまでの諸先輩方の歩みをつなげ、大きな変化にも果敢に挑戦し 、責任世代の我々が次の時代へと明るい豊かな社会をつないでいきましょう。 【価値を生み出そう】 人が行動を起こすときに必要なものは人間主体の欲求や関心です。いかに自分にとって役に立つのか、つまり今の自分にとってどのくらいの価値があるかを潜在的に判断して行動するものだと思います。JC運動の広まりは、まさにこの価値を追求 することが大切です。多くの人が求める価値をしっかりと把握し活動することで、興味関心につなげ、さらに共感を得ることが我々の存在意義であり、JC運動そのものだと思います。青年会議所は40歳で卒業です。この所属している期間は人生において最も価値観の定まる時期だと思います。価値観は行動となります。人生を決めるのは価値観なのです。価値観はそれぞれに違います。しかし言葉や出会い、体験などを通じて価値観は分かち合えるようになるはずです。価値観を押し付けるのではなく、否定するのでもなく、合わせるのでもなく受け入れる、そんな広い心を養うため に、青年会議所には経験値を積み上げる多くの 機会の用意 があります。この青年会議所を存分に活用 し、沢山の経験の上 で、新たな価値を生み出していきましょう。 【現状維持は後退である】 いつの世も、その時に素晴らしいと思っていたものは、先の未来で同じままに残っているものは少ないと思います。時代が先に進んでいるのに対し、変わらなければ、先に進んでいる目線からみれば後退に見えます。つまりそのときの姿を維持し続ける ということは、その位置を保つことにならないのです。前に進んでやっと並ぶ。先陣を切って物事を行うのには、常に大きな前進が必要になります。上山青年会議所には二つの継続事業があります。41年目となる春の選抜中学校野球大会と11年目となるスマイルプロジェクト☆(きらり)かみのやまです。それぞれに、長い歴史と共に地域に広く知られる事業となりました。しかし長い歴史の中で、事業規模も大きくなり、様々に今の現状に合っていない部分も出てきているのも実情です。大きな節目となる年 も過ぎ、今一度根本から見直し、取捨選択をおこなって、今に適切な形で事業を再構築していく必要があります。大きな変化や革新はやろうとしていることが新しければ新しいほど反発や困難が生まれます。変えることは非常に労力を伴います。それでもその変化に挑戦した者だけが、イノベーションを巻き起こし次の時代を創っていくのです。 我々は変化を恐れず先を見据え、さらに大きな影響力のある事業として運動を展開すべく前進してまいりましょう。 【会員拡大は最大のJC運動である】 この世の中のすべては一人の情熱から始まっています 。どんな大きな会社でも、どんな大きな出来事でも、どんなに売れている商品でも、元をたどればたった一人の想いから始まっているのです。しかしながら、一人では大きなことは成し遂げられにくく、その想いに共感を得た者が仲間となり、またその繰り返しによって大きくなった先に結果となっています。青年会議所としては、ポジションを明確化させ一人ひとりが青年会議所を自ら理解しブランディング活動を行うことで、いろいろな方向に認知を広げる必要があります。たとえば、JC活動を行う中で、ボランティアや地域のお祭りのお手伝いなど様々な依頼があります。よくJCはボランティア団体とは違うと言います。とはいうものの、そういった依頼は内容としてはボランティアに近しいものでもあります。しかしながら、 様々に参加し、より多くの地域の方々とコネクションを持ち、コミュニケーションを取ることが、我々の活動を理解してもらうきっかけとなります。認知を広めるチャンスは実は沢山あるのです。そんな中でより多くの同志が生まれ、仲間となり、そこから波及 する広がりがJC運動をさらに円滑に進めていくのです。青年会議所として活動するにあたり、より価値を持つ団体として、効果的な運動を展開するために、一人ひとりが常に情熱を持って仲間を求め続けましょう。 【結びに】 青年会議所しかない時代から、青年会議所もある時代と言われる今、なぜ青年会議所なのか。多くのメンバーが会員拡大の際や、友達や、家族や会社に問われたことのある質問だと思います。その答えに戸惑うことなくこたえられるように自分自身の信念をもってJC活動をおこないましょう。 人を揶揄して生きていませんか?現実逃避をしていませんか?出来ない理由をかんがえてはいませんか?言ったけどやってもらえない、何も聞いてないからしない、直接言われてないからやらないと、人のせいにしていませんか? 青年会議所は三信条である修練・奉仕・友情をJC運動の行動綱領として定めています。 成長した姿で会社や地域に利益をもたらすことを意識して修練を重ねましょう。 その中で芽生える同志との友情を大切に、相手を思いやる心を育てましょう。 青年会議所活動に送り出してくれている人の気持ちに、成長し続けるその姿で必ず答えようではありませんか。